第11回・町並みと蔵展:平成22年秋

山田七郎左衛門作の梵鐘

 第11回・町並みと蔵展は、11月27日(土)、28日(日)の2日間、晩秋の森町中心市街地にて開催されました。

 今回のテーマは、~山田七郎左衛門とお茶阿の局~。

 鋳物師・山田七郎左衛門は、金谷町(現在の島田市)から森町に移り住み、戦国末期から江戸初期にかけて各地寺院の梵鐘製造などで名を馳せた人物。 妹であるお茶阿の局は、徳川家康の側室となり、家康6男辰千代、後の松平忠輝の母としても知られています。

 27日には、山田七郎左衛門とお茶阿の局にちなんだ講演会が、本町の西光寺にて行なわれ、町内外の歴史ファンの人たちなど、多くの聴衆者が参加をされていました。

 同じく、町内・新町にある山崎宅の土蔵でも山田七郎左衛門とお茶阿の局に関連の資料が展示され、こちらも訪れた人たちが熱心に見入っていました。